葵 なのはです!
入籍前後のあたりで結婚式はどうするのか?などの話が出ることが多いと思います。
我が家は結婚式ではなく結婚会食を行ったので、会食を行うことにした経緯と行うまでの段取りなどについてのお話をしていきたいと思います。
Contents
結婚会食をやることになった経緯
入籍後に夫と結婚式などをするかどうかについて話したのですが、
- お互いに友達がそんなにいない
- 式については興味がそんなに無い
- 夫家族がコロナへの警戒心が強め
ということもあり、式はやらないことに早々に決まりました。
しかし、私の家族(特に母)は、
と言っていました。
そして、それには私も賛成だったため、私家族向けにドレス姿と夫をお披露目する会をしようということになりました。
そして、会は“両家顔合わせ” 以上 “披露宴” 未満をイメージした会食という形を取ることに決めました。
会食開催までの段取り
会食4ヶ月前
まずは、会場探しと会場の資料請求をしました。
本当は私たちの住む都内で出来れば一番良いと思っていたのですが…
祖父が去年足を骨折してそれから車イス生活になっていて、電車などでの移動が難しい状態でした。
なので、祖父が住んでいる私の地元の会場で行うことにしました。
バリアフリー対応の会場で絞ると候補は、
- 祖父宅から車で5分の和風旅館
- 祖父宅から車で15分の洋風ホテル
この2択でした。
個人的には洋風ホテルが色味的に好みだったのですが、祖父や祖父を連れてくる家族の負担を考えると少しでも近い方が良さそうと思い、①の会場で行うことを決め資料請求をしました。
会食3ヶ月前
届いた資料を見て心が決まり会場に、
- 希望日程に空きがあるか?
- 私たちのイメージする会食が可能か?
- ドレスや小物などの持ち込み可能か?
について問い合わせすると全て問題無いとのことだったので、日程を仮決めし親族に参加の可否を確認しました。
すぐに全員参加できることが確認できたので、会場に正式に開催希望日程をお伝えしました。
ちなみに、出席確認ついでに、
と母に伝えたら、翌日1人で会場に下見に行っていたようでした(笑)
会食2か月前
ヘアメイクさんの手配、ドレスやタキシードをレンタルをしました。
ヘアメイクさんの手配
会場提携のところもあったのですが、
- 使うのが必須ではない
- 料金が予算オーバーしていた
そのため、自分で手配することに決めました。
すぐにネットなどで探してみたものの、予算や日程が合わずなかなか見つかりませんでした。
そんな話を母が連絡してきた時にしたところ、母の友達かつ私も知っていて美容室をやっている方がいるのを思い出し…
その方にお願いしたところ、引き受けていただけることになりました。
ドレスやタキシードのレンタル
買うと置き場所に困りそうだからレンタルが楽かね~と夫と話し、ドレリッチ表参道でレンタルすることにしました。
試着予約してショップに向かうと、2時間制で3着まで試着OKという説明がありました。
ネットで見ていた時点で5着気になるものがありメールで伝えておいたら、すぐに見れるように出しておいてくれていました。
実物を見てどれも良いなぁ~と思ったのですが、“3着まで”という制限があったおかげで結構すんなり絞れました。
試着すると、スタッフさんが正面とバックショットを撮ってくれます。
一応3着とも試着したのですが、本番で着るドレス↓は満場一致ですぐ決まりました。
元々は「なんか良いのがあればいいね~」と検討の気持ちで行き、そしてスタッフの方もそれを分かってくれていたようで、比較の写真もすぐに作ってくれました。
(真ん中のドレスも個人的には良かったんですが、ドレスにボリュームがありすぎて介添さんを付けないと歩けないと分かったので断念しました。涙)
そして、ドレスをレンタルする場合には、
- ピアス(イヤリング)
- ネックレス
- パンプス
- パニエ
- ヘッドドレス
の中から好きな小物2点を選べることになっていました。
試着した状態で兼ね合いをチェックした方が良さそうなヘッドドレス、そしてパンプスをお借りすることにしました。
(小物合わせは通常別日に行うようでしたが、私たちはドレスやらがすぐ決まって時間が余っていたのでこの日にできました。)
本当はこれじゃないヘッドドレスをお借りしたかったのですが、すでに予約が入ってしまっていたので第二希望のこちらに…涙
そして、ピアスやドレスを着る際に着用するヌーブラは自分で購入することにしました。
|
ヌーブラを持っている方は、試着の時にも持っていくことをおすすめします!
そして、夫のタキシードも比較的すんなり決まりました。
(靴ベラを持って立つ夫…)
タキシード一式の他にシューズもレンタルできたので、一緒にお借りすることにしました。
ドレスもタキシードもレンタルは3泊4日だったので、前々日に会場に到着するように手配しました。
会食1か月前
ブーケの手配、ペーパーアイテムの作成、ブライダルシェービングのお試しをしました。
ブーケの手配
ブーケは当初生花が良いなと思っていたのですが、私の求めるデザインにしようとすると予算オーバーすることが分かりました。
ここは少し妥協しても良いかも?と思い、造花のブーケを楽天で購入し、会場に会食の3日前に届くように手配しました。
|
ペーパーアイテムの作成
ペーパーアイテムについては、プロフィールブックと席次表・メニュー表を作りました。
プロフィールブックの内容は夫を中心にしました。というのも、両親以外は夫に会ったことが無かったため、知ってほしいという気持ちがあったからです。
(ちなみに我が家のハムスターも載せました。かわいい。)
作成にあたっては、ARCH DAYSのテンプレートを使用しました。
そして、席次表とメニュー表についてはCanvaを使い、出来上がったものはキンコーズにUSBを持ち込んで印刷しました。
(印刷は店員さんがしてくれるのですが、プロフィールブックを見られるのがめっちゃ恥ずかしかった…)
また、プロフィールブックにはリボンをかけたかったので、ユザワヤで調達。
私は不器用なので、夫にかけてもらいました。
ペーパーアイテムは少量だったので会場には送らず、持参することにしました。
全体的に外注しても良かったのですが、どこも最低10名分からというところが多く…今回はそれよりも少なかったので早々に諦めました。
でも結果的に、外注の半額くらいで済んだのでお財布が助かりました◎
ブライダルシェービング
本当は背中があまり開かないドレス希望だったのですが、気に入ったドレスがそれなりに背中に開きがあったのでシェービングが必要だなと思っていました。
調べたところ、初めて試し剃りをする場合は本番の1ヶ月前に済ませてくださいとのことだったので、急いで予約しました。
行ったのは、シェービング&ブライダルPREMIUM BARBER表参道店です。
ブライダルシェービングについては、別記事にまとめましたので、よろしければこちらもご覧ください!
会食3週間前
カメラマンさんを手配しました。
と思っていたのですが、親族が一堂に会することなどめったにないことだしと思い、急遽カメラマンさんに入っていただくことにしました。
宿の近くの写真屋さんに頼むと予算オーバーになりそうだったので、ラブグラフで探しました。
会食まで時間がありませんでしたが、無事会場と同じ県内で日程の合うカメラマンさんを見つけることが出来ました。
そして、カメラマンさんは普段は前撮りやファミリーフォトを撮影されている方でしたが、今回のような場合でも対応していただけるとのことで助かりました。
連絡はLINEで行えるようになっていて、
- 会場場所
- 開催日時
- どんな場面で撮影してほしいか
をお伝えしました。
会食2週間前
ケーキの手配、親族に持って帰ってもらう手土産やスタッフの方へお礼の品を購入しました。
ケーキの手配
会食なのでケーキはいらないかな?と思っていたのですが、母が知り合いのお店に頼んで用意してくれることになりました。
(ケーキは当日朝に家族が受け取り、会場まで運んでくれました。)
手土産とお礼の品の購入
これまでの感謝を綴った手紙と一緒に渡したいなと思っていました。
買いに行った時に和風なもので何か良いのないかな~と思っていたところ、メッセージ入りのえびせんがあったので即決しました!
当日は100均で買った小袋に手紙とえびせんを入れて渡すことにしました。
また、会場のスタッフの方とヘアメイクさん用のお礼の品も別で用意しました。
会食1週間前
夫と共に当日の段取りの確認と、最初と最後の挨拶を考えました。
加えて、私は美容院とブライダルシェービングに行きました。
ブライダルシェービングについては、下記にまとめています。
ネイルは、ohoraのN Marry Meを使ってセルフネイルしました。まさに今回にピッタリな商品名ですよね(笑)
あとは、母が、
とのことで、自分で選曲したCDを作り、流せるか確認しに会場に行っていました(笑)
ついでに、車いすの搬入ルートの確認もしてくれていたようでした。
会食1日前
実家に帰省、会場への挨拶、装花の手配をしました。
実家に帰省
当日の朝に会場に向かっても良かったのですが、ヘアメイクの時間を考えるとかなり朝早く家を出なくてはいけなくなると分かり、実家に前泊することにしました。
夫は仕事が遅くまであり前泊は難しそうなので、当日朝に来ることになりました。
装花の手配
迎えにきてくれた母に、
と言われ、そのまま一緒に母の知り合いのお花屋さんに向かって好みのお花を選び、当日会場に運んでもらうようお願いをしました。
会場への挨拶
実家に行く前に会場に寄り、担当の方に挨拶をしました。
実は、この日まで会場には1回も行っておらず、担当の方ともずっとメールだけでやりとりしていました。なので、会った時はちょっと不思議な感じがしました。
そして、担当の方と一緒に会場のテーブルなどの配置、レンタルドレスやブーケが届いているか?中身は問題無いか?や装花の配置の確認を行いました。
会食当日とその後
当日
前日から雨が降り、当日も雨予報だったのであちゃ~と思っていたのですが…
当日の会食スタートと同時くらいに雨が止み、明るくなってくるという奇跡が!
そのおかげで、会食の途中に皆で外に出てお庭でカメラマンさんに撮影してもらうことも出来ました!
“両家顔合わせ”以上 “披露宴”未満を目指していたのですが、実際に始まって会場に入って行こうとしたらスタッフの方が、
と言って、母が用意したCDから流れるコブクロの『蕾』が流れる中で入場することになったり…
スタッフの方がケーキ入刀が出来るようにセッティングしてくださったり…
思いっきり披露宴でした(笑)
色々ハプニングもあったのですが、最後まで雨に降られず、晴れやかに会食を行うことができてホッとしました。
そして、相変わらず”会食”のつもりだったので予想もしていなかったのですが、親族全員からご祝儀をいただきました。
会食後
予想外のご祝儀に夫と共に驚いたと同時に、これはお返ししないとだよね!という話になりました。
まずは、ご祝儀の3分の1くらいの金額のカタログギフトをそれぞれに送りました。
会食から2週間後くらいにカメラマンさんから当日のデータが届いたので、しまうまプリントでフォトブック(A5サイズのプレミアムハード)を作って送りました。
会食の費用
ざっくりとですが、まとめると、
支出 | |
食事+ドリンク(8名分) | 130,000 |
レンタル衣装 | 79,000 |
装花 | 5,500 |
ペーパーアイテム | 2,500 |
お菓子(関係者お礼) | 3,000 |
お菓子(家族用) | 1,000 |
ヌーブラ | 600 |
ピアス | 2,500 |
ヘアメイク | 20,000 |
お車代 | 10,000 |
カメラマン | 25,000 |
ブーケ | 6,600 |
交通費 | 6,000 |
フォトブック | 17,500 |
ご祝儀のお礼 | 61,000 |
合計 | 370,200 |
ありがたいことに、全てご祝儀でまかなうことが出来ました!
会食を振り返って
会食をやってみて、「もっとこうすれば…」と思ったところと「良かったな~」と思ったところがありました。
こうすれば良かった…と思ったところ
ヘアメイクのリハーサル
ぶっつけ本番でヘアメイクをしてもらったのですが、イメージがきちんと共有できておらず髪型が思っていたのと違うようにセットされてしまいました。
皆には好評だったのですが、会食中気になって気になって仕方ない気持ちになり…
少し手間でも本番前に出向いてリハーサルしてもらえば良かったな…と思いました。
美容院に行くタイミング
美容院には会食1週間前に行ったのですが、思いのほかカラーの色落ちが早く、髪色が想像よりも明るくなってしまいました。
もし思うような色にならなかった時のために…と思って早めに行きましたが、3.4日前でも良かったかも…と振り返ってみて思います。
衣装のレンタル
ドレスとタキシードは2ヶ月前に借りにいくことにしたのですが、レンタルショップの試着予約がなかなか取れず苦戦しました。
最初に目を付けていたところはキャンセル待ちもしたのですが、結局行けず。
平日も候補に入れているにも関わらず全然取れないことにビックリして、もっと早く予約だけでもしておけば良かった~と思いました。
これから式などをするのに借りられる方は、日程が決まったらすぐに試着予約をすることを強くおすすめします!
(普通はそうなのかもですが…涙)
予約は出来ても、ドレスや小物が開催日程に空きがあるかも分からないので、とにかく早めに!
良かったところ
親族が喜んでくれたこと
準備とかで色々大変ではあったのですが、兄弟の中で最初に結婚したのが私ということもあってか、親族が喜んでくれたことが何より良かったです。
そして、コロナなどでなかなか会えなくなっている今、健康な状態で皆が集まれたことが奇跡だな~としみじみ思いました。
また、これまでの感謝の気持ちを伝える機会を持つことが出来たのも良かったです。
夫との関わり方が分かった
会食の準備を通して、何かを決断する時に夫とどう話すか?を考えさせられました。
というのも、例えば私が、
と聞くと、
と言ったまま意見が返って来ず話が終わったり、煮え切らない回答が返ってくることが多かったです。
最初は、仕事で疲れてるからしょうがないな~私家族向けにやるもので夫はアウェイだからめんどくさいよな~くらいに思っていたのですが、それが毎回だと私がイライラするようになっていました。
イライラする原因は、ハッキリとした返事が無いことなので、そういう返事がもらえるように私が質問すれば良いのか!と思うようになりました。
また、話していく中で、夫は私が気分良くいられる選択ならだいたいの場合それで良いと思っていることが分かりました。
なのでそれからは、
と私がコレ!と決めた状態で夫は最終確認するだけの感じで聞くことにしたら、
とすんなりとした回答をもらえるようになり、準備がスムーズに進むようになりました。
会食後も何かを決める時は、この方法をやればいい!と分かったし、実際にそれでうまくいっているので、早めの段階で分かって良かったと思っています。
最後に
今はすでに遠い昔の10代や20代前半の頃は、結婚したら結婚式はするもの!と思っていました。
ですが、実際その立場になってみると家族の状況やコロナなどもあり、結婚式をすることだけが選択肢ではないなと思うようになりました。
いわゆる”普通”とは違った形になりましたが、会食を無事に開催することが出来て良かったです。
そして、準備は無職の私がめんどくさいな~と思いながらやっていたのですが…笑
結婚式や披露宴などをやる人は自分以上に決めることや用意するものが多かったりするのを働きながらやってるんだな~と思うと、尊敬の念が湧きました!
準備を通して夫婦の関係性がより深まったり改まったりするので、やれる余裕があるならこういった機会を作るのは大賛成だなと思いました!
会食前日に実家に行く前に夫から労いのメッセージカードをもらい、私の心は救われました!(カードと一緒におせんべいが置いてありました)
この記事がどなたかの参考になれば幸いです。
それでは♡